2007年07月02日

*かのひと

*かのひと

ふと気がつけば かのひとと
眼差(まなざ)し伏せての すれ違い
ふわりと 風も匂い立ち
暫しの安らぎ 胸にあり


云えず語れず かのひとと
心通わす 術もなく
ひとり面影 抱くのみ
その名も知らぬ 片思い




   次回は、「旅 」をご紹介します。

    応援有難うございます♡
【 blogランキング 】  

2007年07月01日

*紙雛   *野   *主人公

*紙雛

紅白緑(べにしろあお)の 菱の餅
  三宝の上に 雛あられ
雪洞(ぼんぼり)の灯 暖かく
  白酒甘さ 春の宵
昔を今に なすよしもがな


男雛は 笏(しゃく)で 天を指し
  女雛は扇で 顔かくす
対(つい)に並んで 金屏風(びょうぶ)
  心に何を 思うやら
知る由もなし 紙の 雛




*野

野原にどんと 寝転びて
草の茵(しとね)に 身を埋む
澄み渡るたる 大空の
高みに心 委ぬれば
身もふわふわと 雲の中


宵に染まりし 吾が想い
陽に暖まり 風に乗る
そのまま大気に 溶け込めば
身体も 霞と 消え果てよう
現微睡(うつつまどろ)む 夢醒めて

われ引き戻す 草いきれ




*主人公

凛々しき姿 金釦の少年
染みひとつなき服 光る靴
きっと頭脳(あたま)も 良いのだろう


楚々たる姿 戦(そよ)ぐ風
揺れるスカート 眩しい脚(あし)
優しさ一杯の 女性(ひと)だろう


空想(あたま)の中に 物語りを作る
演ずるは 昼間見た人達 
夢のなかでは 僕も主役





  応援有難うございます。m(__)m
【 blogランキング 】