2007年05月09日

* 教室   * 教え

* 教室

掃除が終われば 皆は帰る
 僕は居残り 頁(ぺいじ)を拡げる
人の気配が 失せた教室
 ふと気が付けば 迫る夕闇
五十席の 机の面(おもて)
 
 薄暮の中に しろじろ光る
墓地に並んだ墓石にも似て
 ふと襲い来る 何がなしの寂しさ
柳の下に いつも独りで
 幽霊も こんな気持ちで
じっと墓場に 居るのだろうか



* 教え

質問があれば 何でも問え
解らぬ事を その儘にするな
先生は何時も そう云われる
でもそれは 授業だけの事
学業以外の いろいろの話

尋ねたい事 山程あるけれど
素直に僕は 声が出ぬ
「どうしてですか 何故ですか」
胸に仕舞いて 口噤む
 



この記事へのコメント
新しいブログを開設されたのですね。(お返事を見に来て知りました。)
 おめでとうございます!▽☆▼:・:

 詩集のブログなんですね。
 少年のシャイな、そして大人びた寂寥感を感じます。
 昔はこのような少年がまだ多かったような気がします。

 これからも、時々お邪魔させてくださいね。
 
Posted by flower314 at 2007年05月09日 20:01
花子さん おはようございます♡ 
ヾ(´ω`=´ω`)ノ オヒサです。
コメント有難うございます。

本当に、小学生とは思えない、文章ですね。
図書館に通い詰めていた、感受性豊かで鋭い少年は、家庭環境もあって
寂しさが漂います。

 また、覗いて下さい。
Posted by 葡萄 at 2007年05月10日 02:15