2007年06月24日
*祈り *転生
*祈り
太陽は悠久の 七十億年
人から見れば 永遠の生命
なればこそ 人は太陽に祈る
月はいつから 月なのか
夜の世界を 真白く照らす
だが 人は月には祈らない
星は生き死にを 繰り返す
太陽だって 星星のひとつ
身近にあればこその 有難さ
人は生きても やっと五十年
悲運幸運 泣いて怒って五十年
短ければこそ 太陽に祈る
人の世界が どうであろうとも
規則正しく 太陽は巡る
その確かさ 人はまた祈る
ぼくは 何も祈るまい
月にも星にも祈らない
残り三十八年 気儘に生きる
*転生
気体の雲は 空に冷え
天より地へと 振りそそぐ
山を濡らした 雨粒は
地下に潜って 川から海へ
時間をかけて 雲となる
湖沼(呼称)落ちた 雨水は
すぐ暖まり また雨となる
雨水の恵りが 転生ならば
人の運命(さだめ)も さまざまな巡り
苦労を知らずに 伸び行く心
はたまた逆境を 這う心
運命(さだめ)は 自ら選べはしない
苦難の途を 現在(辿る)人も
次なる時は また別の途(みち)か
この世に生まれし みどり児は
神より浄(きよき) 魂を受け
それと知らずに 世を生きて
ふと気がついて 老いのとき
天より下せし 魂魄(こんぱく)の
涅槃(ねはん)を悟る ひまも無く
昇天 誕生の 繰り返し
水の循環 自然の理
人の生死も また天然の理
輪廻転生 この世のならい
水は有行(うぎょう) 魂無行
有形無形が 回り合い
この世の姿 映し出す
虚空の彼方へ 果てるまで
転生巡る その中で
他人(ひと)を見下しても
それだけのこと
財を 蓄えたとて
ただ それだけのこと
次回から「心の虫」編をご紹介します。
応援有難うございます♡
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太陽は悠久の 七十億年
人から見れば 永遠の生命
なればこそ 人は太陽に祈る
月はいつから 月なのか
夜の世界を 真白く照らす
だが 人は月には祈らない
星は生き死にを 繰り返す
太陽だって 星星のひとつ
身近にあればこその 有難さ
人は生きても やっと五十年
悲運幸運 泣いて怒って五十年
短ければこそ 太陽に祈る
人の世界が どうであろうとも
規則正しく 太陽は巡る
その確かさ 人はまた祈る
ぼくは 何も祈るまい
月にも星にも祈らない
残り三十八年 気儘に生きる
*転生
気体の雲は 空に冷え
天より地へと 振りそそぐ
山を濡らした 雨粒は
地下に潜って 川から海へ
時間をかけて 雲となる
湖沼(呼称)落ちた 雨水は
すぐ暖まり また雨となる
雨水の恵りが 転生ならば
人の運命(さだめ)も さまざまな巡り
苦労を知らずに 伸び行く心
はたまた逆境を 這う心
運命(さだめ)は 自ら選べはしない
苦難の途を 現在(辿る)人も
次なる時は また別の途(みち)か
この世に生まれし みどり児は
神より浄(きよき) 魂を受け
それと知らずに 世を生きて
ふと気がついて 老いのとき
天より下せし 魂魄(こんぱく)の
涅槃(ねはん)を悟る ひまも無く
昇天 誕生の 繰り返し
水の循環 自然の理
人の生死も また天然の理
輪廻転生 この世のならい
水は有行(うぎょう) 魂無行
有形無形が 回り合い
この世の姿 映し出す
虚空の彼方へ 果てるまで
転生巡る その中で
他人(ひと)を見下しても
それだけのこと
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ただ それだけのこと
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2007年06月23日
*逢魔が刻 *広野
*逢魔が刻
陽が落ち 月が出るまでの
薄暮のうちが 逢魔(おうま)が刻(とき)
人が己れを 忘るとき
黄昏の薄闇には 魔物が潜(ひそ)む
人の心にも 闇がさし
善の心にも 陰がさす
逢魔が刻の 一刻(ひととき)は
心をいつも 温めて
明るき月の出 待つばかり
*広野
今は昔
街々の外には 広野(ひろの)があった
遥か広野の向こうは 深い山並み
物の怪(け)が棲むと 人々は恐れ
旅立つ 人は
まるで冥府(めいふ)の 途(みち)へと
歩み行くかの ように
見送る 人に
怖れと影を 残しつつ
広野の 闇へと
消えて 行った
だから 果敢無(はかな)く逝った
人々の死を悼(いた)む 儀式を
野辺送りと 云った
広野の 彼方へと
消えた人々の 半ばは
不帰の旅路を 辿ったのだ
人の心にあった 影と湿りは
且っては 内なるものを
優しく 潤してくれていた
現代(いま)の 世では
その影はもう 見えぬ
広野への怖れを 失(な)くした人々は
心の中の温もりまで 失った
野辺送りとの 言葉も死んで
広野の向こうの 邪気ある者も
里なかの人々の 群れにと混ざった
今では広野も すでに無く
山並み近くまで 家並(やなみ)みも続いて
もはや 誰もが
広野の闇を 恐れない
街中には
夜明けまで 灯りがついて
昔に 闇に蠢(うごめ)いた
死霊の声も 届かない
野分は軒々の 狭間を渡り
人の心にも 隙間風が吹く
応援有難うございます。
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陽が落ち 月が出るまでの
薄暮のうちが 逢魔(おうま)が刻(とき)
人が己れを 忘るとき
黄昏の薄闇には 魔物が潜(ひそ)む
人の心にも 闇がさし
善の心にも 陰がさす
逢魔が刻の 一刻(ひととき)は
心をいつも 温めて
明るき月の出 待つばかり
*広野
今は昔
街々の外には 広野(ひろの)があった
遥か広野の向こうは 深い山並み
物の怪(け)が棲むと 人々は恐れ
旅立つ 人は
まるで冥府(めいふ)の 途(みち)へと
歩み行くかの ように
見送る 人に
怖れと影を 残しつつ
広野の 闇へと
消えて 行った
だから 果敢無(はかな)く逝った
人々の死を悼(いた)む 儀式を
野辺送りと 云った
広野の 彼方へと
消えた人々の 半ばは
不帰の旅路を 辿ったのだ
人の心にあった 影と湿りは
且っては 内なるものを
優しく 潤してくれていた
現代(いま)の 世では
その影はもう 見えぬ
広野への怖れを 失(な)くした人々は
心の中の温もりまで 失った
野辺送りとの 言葉も死んで
広野の向こうの 邪気ある者も
里なかの人々の 群れにと混ざった
今では広野も すでに無く
山並み近くまで 家並(やなみ)みも続いて
もはや 誰もが
広野の闇を 恐れない
街中には
夜明けまで 灯りがついて
昔に 闇に蠢(うごめ)いた
死霊の声も 届かない
野分は軒々の 狭間を渡り
人の心にも 隙間風が吹く
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2007年06月22日
*儚い 生命(いのち) *生 *仏
*儚い 生命(いのち)
虫は一日 花十日
魚は一年 猫十年
人の命も たった五十年
星の命も たったの億年
虫は死ぬ時 何を思う
猫も死ぬ時 何を知る
人は柵(しがらみ)の中に 死に
星は虚空の 果てに消ゆ
生々流転 死屍累々(しし るいるい)
五十年生きて 人は逝(ゆ)き
億年活きて 星も死ぬ
この世はすべて 輪廻転生(りんねてんしょう)
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
*生
花は花弁に 蜜を持ち
群がる蜂蝶(ほうちょう)に 明日を託す
魚は河床(かしょう)に 卵(らん)生みて死に
幾千の稚魚に 望みを繋ぐ
河川を母に 生まれし稚魚は
本能に沿って 海へと下る
若者は異性に 恋を求め
おとなになりて 子を宿す
子供は父母の 慈愛に育ち
見捨てられぬが 世の理(ことわり)
子供は一人で 生きられず
父母無くば将来(とき)を 見定める術(すべ)無し
この世の凡(すべ)ての 生けとしものは
その「生」だけが 引き続きの主題か
わが「生」には
次へと送る 何ものも無し
*仏
雨滴は集まり 流れを作り
水温められ 雲となる
獣は飢えて 野を歩き
小さきものの 肉を割(さ)く
樹々は語らず ただ囁(ささや)き
風鳥陽に 種子を託す
明日を思わず 昨日とて無し
万物黙々と 生を送る
粛々(しゅくしゅく)たる 自然の理(ことわり)
我もまた 何の為に生く
草木も倒さず 獣も裂かず
御仏の教えの ままにあれ
猪本氏の原画(♪Illustrator-meiste Yukio Miyamoto♪←6/15ブログより拝借)


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虫は一日 花十日
魚は一年 猫十年
人の命も たった五十年
星の命も たったの億年
虫は死ぬ時 何を思う
猫も死ぬ時 何を知る
人は柵(しがらみ)の中に 死に
星は虚空の 果てに消ゆ
生々流転 死屍累々(しし るいるい)
五十年生きて 人は逝(ゆ)き
億年活きて 星も死ぬ
この世はすべて 輪廻転生(りんねてんしょう)
南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏
*生
花は花弁に 蜜を持ち
群がる蜂蝶(ほうちょう)に 明日を託す
魚は河床(かしょう)に 卵(らん)生みて死に
幾千の稚魚に 望みを繋ぐ
河川を母に 生まれし稚魚は
本能に沿って 海へと下る
若者は異性に 恋を求め
おとなになりて 子を宿す
子供は父母の 慈愛に育ち
見捨てられぬが 世の理(ことわり)
子供は一人で 生きられず
父母無くば将来(とき)を 見定める術(すべ)無し
この世の凡(すべ)ての 生けとしものは
その「生」だけが 引き続きの主題か
わが「生」には
次へと送る 何ものも無し
*仏
雨滴は集まり 流れを作り
水温められ 雲となる
獣は飢えて 野を歩き
小さきものの 肉を割(さ)く
樹々は語らず ただ囁(ささや)き
風鳥陽に 種子を託す
明日を思わず 昨日とて無し
万物黙々と 生を送る
粛々(しゅくしゅく)たる 自然の理(ことわり)
我もまた 何の為に生く
草木も倒さず 獣も裂かず
御仏の教えの ままにあれ
猪本氏の原画(♪Illustrator-meiste Yukio Miyamoto♪←6/15ブログより拝借)


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2007年06月21日
*神 *一銭の祈願 *光明
*神
母の胎内 命の育(はぐぐ)み
羊水の海に 赤子は漂う
眠りのなかに 来(こ)し方を知る
赤子のはじめは 神のもの
御手(みて)に抱かれて 眠りに就(つ)いた
真白き心の 眠りに入る
眠りの中で 世の事を知る
母の眼(まなこ)で 他人(よそ)を知り
親の心を そのまま映(うつ)す
邪悪は邪悪 善は善
無垢(むく)な心を 色に染め
神から人へと 移り棲む
昔は神と 共に居て
今では先人(ひと)に 道を尋(と)う
釈迦牟尼(しゃかむに) キリスト モハメッド
真の心を 他人(ひと)に問う
*一銭の祈願
人は神仏に 利益(りやく)を願う
家内安全 商売繁盛 身体頑健
いろいろ祈って 賽銭(さいせん)壱銭
神仏は 萬(よろず)の願いを受け入れる
何でもかでも 受け付ける
受けはするけど 応えない
神仏に願って すべてが叶うなら
この世は 我欲に充(み)ち満(み)ちる
それ知ればこそ 賽銭壱銭
*光明
我 行きくれて ひとり闇
目を見瞠(ひら)けど 見えぬ闇
耳そば立てど そこは闇
見えず聞こえず 凍る闇
気配も何も 触れぬ闇
灯ひとつ無き 真の闇
足掻(あが)く術(すべ)無し 黒の闇
或る日 陽光(ひかり)を見失い
それから先は 闇の中
冷たき闇に 呼吸して
闇に花びら 探すのみ
闇に零(こぼ)れし 花の色
闇に舞い散る 花の影
心に映る 匂い花
花は 光明(あかり)の先を行く
応援いただき、有難うございます。
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母の胎内 命の育(はぐぐ)み
羊水の海に 赤子は漂う
眠りのなかに 来(こ)し方を知る
赤子のはじめは 神のもの
御手(みて)に抱かれて 眠りに就(つ)いた
真白き心の 眠りに入る
眠りの中で 世の事を知る
母の眼(まなこ)で 他人(よそ)を知り
親の心を そのまま映(うつ)す
邪悪は邪悪 善は善
無垢(むく)な心を 色に染め
神から人へと 移り棲む
昔は神と 共に居て
今では先人(ひと)に 道を尋(と)う
釈迦牟尼(しゃかむに) キリスト モハメッド
真の心を 他人(ひと)に問う
*一銭の祈願
人は神仏に 利益(りやく)を願う
家内安全 商売繁盛 身体頑健
いろいろ祈って 賽銭(さいせん)壱銭
神仏は 萬(よろず)の願いを受け入れる
何でもかでも 受け付ける
受けはするけど 応えない
神仏に願って すべてが叶うなら
この世は 我欲に充(み)ち満(み)ちる
それ知ればこそ 賽銭壱銭
*光明
我 行きくれて ひとり闇
目を見瞠(ひら)けど 見えぬ闇
耳そば立てど そこは闇
見えず聞こえず 凍る闇
気配も何も 触れぬ闇
灯ひとつ無き 真の闇
足掻(あが)く術(すべ)無し 黒の闇
或る日 陽光(ひかり)を見失い
それから先は 闇の中
冷たき闇に 呼吸して
闇に花びら 探すのみ
闇に零(こぼ)れし 花の色
闇に舞い散る 花の影
心に映る 匂い花
花は 光明(あかり)の先を行く
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2007年06月20日
*星軍光輝 *新年
* 星軍光輝
空に輝く 星の群れ
全天に鏤(ちりば)めし 銀の蒔絵
強い光 弱い瞬き
無線信号の 点滅強弱
星同士が 呟きあう
光が星々を 繋ぐものなら
人は単なる 傍観者
密かに窺(うかが)う 者にすぎぬ
でも人は何故にか 星に願う
遥か遠くの 星にこそ願う
人にとって 星とは何
燃えては盛(さか)る 業火(ごうか)の星
自ら発する 熱にて輝く
冷たく固い 岩盤の星
他からの熱を 受けて光る
丸く固まる 気体の星
群れて集う 星団の星
流れる星は 隕鉄の塊
身を削りつつ 一瞬を終える
手時かに見える 石の星が月なら
灼熱の星が太陽
太陽ほどの 大きな星が
微かに光る 遠くに在りて
それでも光が届くものなら
光は宙天に 懸かる掛け橋
橋は身近の 川にも掛かる
代継 大甲は、石の橋
川下長六なら 鉄の橋
病院前には 木製の橋
われらの地球も ひとつの星
人とて単なる 星の一部
光年で測る 宇宙の彼方も
身近な橋の 向こう側も
さして変わらぬ ものかも知れぬ
* 新年
太陽 見据えて
闇の 軌道を
円を 描いて
地球は 回る
刻(とき)は 直線に
過去へと 去り
同じく 闇へ
消え 果てる
一年 経てば
地球は 元へ
毎年 通った
同じ 道筋
軌道の 中に
刻み目を 付け
通り 過ぎれば
そこから 新年
同じ 場所へと
帰り 着いても
過ぎたる 刻(とき)は
戻ってこない
一周 回って
虫は 死に
次なる 虫へと
入れ替わる
一年 経てば
草花も 枯れ
新しい 花へと
実を結ぶ
虫も 草木も
刻を解せず
人間 だけが
刻を 知る
五十周 回れば
人も 死ぬのに
何も 争い戦い
死ぬことも無い
応援、有難うございます。 次回から「 神 」編をご紹介します。
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空に輝く 星の群れ
全天に鏤(ちりば)めし 銀の蒔絵
強い光 弱い瞬き
無線信号の 点滅強弱
星同士が 呟きあう
光が星々を 繋ぐものなら
人は単なる 傍観者
密かに窺(うかが)う 者にすぎぬ
でも人は何故にか 星に願う
遥か遠くの 星にこそ願う
人にとって 星とは何
燃えては盛(さか)る 業火(ごうか)の星
自ら発する 熱にて輝く
冷たく固い 岩盤の星
他からの熱を 受けて光る
丸く固まる 気体の星
群れて集う 星団の星
流れる星は 隕鉄の塊
身を削りつつ 一瞬を終える
手時かに見える 石の星が月なら
灼熱の星が太陽
太陽ほどの 大きな星が
微かに光る 遠くに在りて
それでも光が届くものなら
光は宙天に 懸かる掛け橋
橋は身近の 川にも掛かる
代継 大甲は、石の橋
川下長六なら 鉄の橋
病院前には 木製の橋
われらの地球も ひとつの星
人とて単なる 星の一部
光年で測る 宇宙の彼方も
身近な橋の 向こう側も
さして変わらぬ ものかも知れぬ
* 新年
太陽 見据えて
闇の 軌道を
円を 描いて
地球は 回る
刻(とき)は 直線に
過去へと 去り
同じく 闇へ
消え 果てる
一年 経てば
地球は 元へ
毎年 通った
同じ 道筋
軌道の 中に
刻み目を 付け
通り 過ぎれば
そこから 新年
同じ 場所へと
帰り 着いても
過ぎたる 刻(とき)は
戻ってこない
一周 回って
虫は 死に
次なる 虫へと
入れ替わる
一年 経てば
草花も 枯れ
新しい 花へと
実を結ぶ
虫も 草木も
刻を解せず
人間 だけが
刻を 知る
五十周 回れば
人も 死ぬのに
何も 争い戦い
死ぬことも無い
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2007年06月19日
* 孤 * 日・月・星
*孤
ひとり目を瞑(つむ)れば 現れる暗雲
全天 暗赤色の広大な海原
瞼(まぶた)に力をこめれば 暗雲緑の星雲
濃緑の雲は 自在に模様を描く
二度と同じ姿なき 虚空の星座
瞼の内に とび散る星屑
縦横無尽に 影さす天の河
誰 妨(さまた)げるもの無き 宇宙
二耗に満たぬ 瞼の裏に
幾光年にも等しき 光芒を見る
その無限の 奥行きの中に
わが心情は しばし揺蕩(たゆと)う
*日・月・星
ものみな 日輪の恵みに育つ
燃えて光る 大きな火の玉
人は燃え尽きぬ それを
火の神と 畏(おそ)れた
日輪が沈めば この夜は闇と化し
暗く冷え込む 夜となる
人は日輪の不変に 明日を祈る
かくや姫は 月の世界から訪れた
月へは 往き来の出来る近さと感じ
人はその近さに 親しみをもった
昔 尼子の勇士 「山中 鹿之助」は
三日月に誓ったと聞くが
満ち欠けが ある故に
人は 月には祈らない
夜空の星は ときには流れる
その昔 隕石を知らぬ時代
人は 流れるものを星だと思った。
星座は宙点に描かれた 大きな騙し絵
だから人は 星に祈りつつ疑う
でも たとえ
何を相手に 祈ったとしても
人は 決してそれのみで
救われる事はないのだ
♥応援に感謝します♡
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ひとり目を瞑(つむ)れば 現れる暗雲
全天 暗赤色の広大な海原
瞼(まぶた)に力をこめれば 暗雲緑の星雲
濃緑の雲は 自在に模様を描く
二度と同じ姿なき 虚空の星座
瞼の内に とび散る星屑
縦横無尽に 影さす天の河
誰 妨(さまた)げるもの無き 宇宙
二耗に満たぬ 瞼の裏に
幾光年にも等しき 光芒を見る
その無限の 奥行きの中に
わが心情は しばし揺蕩(たゆと)う
*日・月・星
ものみな 日輪の恵みに育つ
燃えて光る 大きな火の玉
人は燃え尽きぬ それを
火の神と 畏(おそ)れた
日輪が沈めば この夜は闇と化し
暗く冷え込む 夜となる
人は日輪の不変に 明日を祈る
かくや姫は 月の世界から訪れた
月へは 往き来の出来る近さと感じ
人はその近さに 親しみをもった
昔 尼子の勇士 「山中 鹿之助」は
三日月に誓ったと聞くが
満ち欠けが ある故に
人は 月には祈らない
夜空の星は ときには流れる
その昔 隕石を知らぬ時代
人は 流れるものを星だと思った。
星座は宙点に描かれた 大きな騙し絵
だから人は 星に祈りつつ疑う
でも たとえ
何を相手に 祈ったとしても
人は 決してそれのみで
救われる事はないのだ
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2007年06月18日
*天空微塵 * 星
* 天空微塵
宇宙は 大きなガラス玉
冷たく 円いガラス玉
何故かある時 砕け散り
天空微塵(みじん)と とび散った
とび散る破砕は 星となり
(くう)真空の闇へと 走り行く
ダイヤの星も ひた走り
ルビイの星も 流れ去る
遠くに瞬(またた)く 水晶の座
サファイヤの星は 一つかと見えて
その実 別の銀河だそうな
微塵のなかの また微塵
星の時間は 光の早さ
億年を経て 星々繋ぐ
億年たって 光は届き
互いの姿 映し出す
届く光を 億年かけて
それと知るまで 闇の中
黒く重なる 闇の中
闇に時間(とき)など ある筈もなし
時間(とき)が無ければ ただそれだけの闇
一瞬も億年も 変わり無し
風に舞い散る 埃の渦も
もしや儚なき 束の間の銀河
* 星
夜空に瞬く 微(かす)かな光
人の思いの 凍(こほ)るもの
幾千数多(あまた)の 希(のぞみ)をこめて
喜怒哀楽の 灯が点る
何時に変わらぬ 世間の営み
百の喜び 千の悲しみ
天空満たす 萬(よろず)の心情(こころ)
ひとつひとつが 倦(う)まず輝く
自分の呟きだけが すべて
これに比する 哀楽は無し
ひとそれぞれが そう思う
夜空を満たす 未練の彩(いろ)どり
もう星にも 祈るまい
あるがままに 世に対す
思い定むれば 心も平安
それしか生き方 無いではないか
応援、有難うございます♡
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宇宙は 大きなガラス玉
冷たく 円いガラス玉
何故かある時 砕け散り
天空微塵(みじん)と とび散った
とび散る破砕は 星となり
(くう)真空の闇へと 走り行く
ダイヤの星も ひた走り
ルビイの星も 流れ去る
遠くに瞬(またた)く 水晶の座
サファイヤの星は 一つかと見えて
その実 別の銀河だそうな
微塵のなかの また微塵
星の時間は 光の早さ
億年を経て 星々繋ぐ
億年たって 光は届き
互いの姿 映し出す
届く光を 億年かけて
それと知るまで 闇の中
黒く重なる 闇の中
闇に時間(とき)など ある筈もなし
時間(とき)が無ければ ただそれだけの闇
一瞬も億年も 変わり無し
風に舞い散る 埃の渦も
もしや儚なき 束の間の銀河
* 星
夜空に瞬く 微(かす)かな光
人の思いの 凍(こほ)るもの
幾千数多(あまた)の 希(のぞみ)をこめて
喜怒哀楽の 灯が点る
何時に変わらぬ 世間の営み
百の喜び 千の悲しみ
天空満たす 萬(よろず)の心情(こころ)
ひとつひとつが 倦(う)まず輝く
自分の呟きだけが すべて
これに比する 哀楽は無し
ひとそれぞれが そう思う
夜空を満たす 未練の彩(いろ)どり
もう星にも 祈るまい
あるがままに 世に対す
思い定むれば 心も平安
それしか生き方 無いではないか
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2007年06月17日
*夢 *夢魔 *見果てぬ夢
* 夢
陽光燦(さん)と 輝きて
蒼穹(そうきゅう)高き 天に在り
夏みる夢の 狂おしさ
秋雨瀟(しょう)瀟(しょう) 胸に沁み
落葉濡れて 路にあり
秘めたる夢の 湿めやかさ
冬野の果てに 風渡り
古梢哀しく 空にあり
凍てつく夢の うそ寒さ
宵風(しょうふう) 肌にまつわりて
溶暗 花の匂いあり
夢見る夢ぞ 暖かさ
* 夢魔
夜は闇に 魘(うな)された
寝入りばなに 突如襲う暗黒
頭の上に 魔が姿を表す
身体は全く 動かせない
奇怪な音と 彩(いろど)りと
物の怪(け)の 乱舞を
私は 夢魔の刻(とき)と呼んだ
手足の先を 冷たさが走る時
それが 悪夢の訪れの
予兆と 知った
痺れが身体に 及ぶ前に
必死に悪魔に 私は抗(あらが)う
寝返り打てれば 私の勝ち
悪夢に刃向かう 術を得て
闇への恐れも 無くなった
何時しか 悪夢の姿も消えた
だが果たして それは
良いことで あったのか
刻々(ときどき)に 折角姿を見せていた
闇の世界への 得難い通路を
自ら閉ざして しまったのかも
* 見果てぬ夢
仰ぐ夜空に 星々重なり
尽きぬ思いに 胸や高鳴る
君が姿 消すも適わず
大空に見る 銀の写し絵
燃えて輝き 煌めき深く
ひときわ激しさ オリオンの座
舳先(みよし)は真南 海は闇
波頭砕けて 散る夜光虫
手に採(と)る舵輪(だりん)の 木肌温か
ぬくもり浮かぶ 磁光は羅針儀
行途(ゆくて)に重なる 漆黒の波
目指す彼方 低きに瞬(またた)くサザンクロス
次回から「 天空微塵 」編をご紹介します。
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陽光燦(さん)と 輝きて
蒼穹(そうきゅう)高き 天に在り
夏みる夢の 狂おしさ
秋雨瀟(しょう)瀟(しょう) 胸に沁み
落葉濡れて 路にあり
秘めたる夢の 湿めやかさ
冬野の果てに 風渡り
古梢哀しく 空にあり
凍てつく夢の うそ寒さ
宵風(しょうふう) 肌にまつわりて
溶暗 花の匂いあり
夢見る夢ぞ 暖かさ
* 夢魔
夜は闇に 魘(うな)された
寝入りばなに 突如襲う暗黒
頭の上に 魔が姿を表す
身体は全く 動かせない
奇怪な音と 彩(いろど)りと
物の怪(け)の 乱舞を
私は 夢魔の刻(とき)と呼んだ
手足の先を 冷たさが走る時
それが 悪夢の訪れの
予兆と 知った
痺れが身体に 及ぶ前に
必死に悪魔に 私は抗(あらが)う
寝返り打てれば 私の勝ち
悪夢に刃向かう 術を得て
闇への恐れも 無くなった
何時しか 悪夢の姿も消えた
だが果たして それは
良いことで あったのか
刻々(ときどき)に 折角姿を見せていた
闇の世界への 得難い通路を
自ら閉ざして しまったのかも
* 見果てぬ夢
仰ぐ夜空に 星々重なり
尽きぬ思いに 胸や高鳴る
君が姿 消すも適わず
大空に見る 銀の写し絵
燃えて輝き 煌めき深く
ひときわ激しさ オリオンの座
舳先(みよし)は真南 海は闇
波頭砕けて 散る夜光虫
手に採(と)る舵輪(だりん)の 木肌温か
ぬくもり浮かぶ 磁光は羅針儀
行途(ゆくて)に重なる 漆黒の波
目指す彼方 低きに瞬(またた)くサザンクロス
次回から「 天空微塵 」編をご紹介します。
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2007年06月16日
*夢一夜 *飛点 *浮遊
* 夢一夜
夢の中に
はらはらと舞う 花一片
風と戯れ 遊ぶなり
水面へと散る 短き旅路
春の里に
尋ね来たりし 花一輪
仄かに宙に 浮かぶなり
梅か桜か 色彩(いろ)と艶
夢の刻(とき)に
現れ出ずる 花一重
闇に馥郁 香るなり
蒼く夜空の 白むまで
* 飛点
いつも 空と飛ぶ夢を見る
屋根の高さまで 飛んでは堕ちる
少し浮かんで 足掻いては落ちる
夢 なのだから
もっと 高く飛べてもよい筈なのに
大空を 舞って
山を 下に見る
鳶(とび)のように 青空の中を滑れれば
さぞかし 身も心も
陽と風に
清々しく 現れるだろうに
だが 高く飛べれば
それだけで 幸せと云えるのか
道傍(みちばた)で 今日
痩せ朽ちた 鳥の死骸を見た
平穏な 日常の末の
死だったのだろうか
人は 自分の分野を超えて
鳥のそれまで 犯してはならぬ
夢の中でも 屋根までが手頃
今後も 羽榑はばたくだけの
鳥になれない 小さな夢
* 浮遊
血を蹴って
手を空に向ければ 宙に浮く
見渡せば 渺(びょう)々たる山脈と海
雲の切れ間に 平野がのぞく
地に向けての 緩やかな降下
地面すれすれに 反転する積もり
でももう空へは 戻れない
何時もこうして 束の間の飛翔
夢から 覚めると
うっすらと 手に握る汗
応援、有難うございます。
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夢の中に
はらはらと舞う 花一片
風と戯れ 遊ぶなり
水面へと散る 短き旅路
春の里に
尋ね来たりし 花一輪
仄かに宙に 浮かぶなり
梅か桜か 色彩(いろ)と艶
夢の刻(とき)に
現れ出ずる 花一重
闇に馥郁 香るなり
蒼く夜空の 白むまで
* 飛点
いつも 空と飛ぶ夢を見る
屋根の高さまで 飛んでは堕ちる
少し浮かんで 足掻いては落ちる
夢 なのだから
もっと 高く飛べてもよい筈なのに
大空を 舞って
山を 下に見る
鳶(とび)のように 青空の中を滑れれば
さぞかし 身も心も
陽と風に
清々しく 現れるだろうに
だが 高く飛べれば
それだけで 幸せと云えるのか
道傍(みちばた)で 今日
痩せ朽ちた 鳥の死骸を見た
平穏な 日常の末の
死だったのだろうか
人は 自分の分野を超えて
鳥のそれまで 犯してはならぬ
夢の中でも 屋根までが手頃
今後も 羽榑はばたくだけの
鳥になれない 小さな夢
* 浮遊
血を蹴って
手を空に向ければ 宙に浮く
見渡せば 渺(びょう)々たる山脈と海
雲の切れ間に 平野がのぞく
地に向けての 緩やかな降下
地面すれすれに 反転する積もり
でももう空へは 戻れない
何時もこうして 束の間の飛翔
夢から 覚めると
うっすらと 手に握る汗
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2007年06月15日
*これぞ夢 *死と夢 *食う夢
* これぞ夢
花は 匂い
母は 微笑み
心は 青し
刻(とき)を 怖れ
闇に 泣き
朝(あした)を 待つは
これが 夢
大空を 舞い
月に 祈りつ
星々に 思う
人 優しくて
哀しみを 逃れ
光栄を 待つは
これも 夢
逝(ゆ)きし人と 語らい
昔日(せきじつ)を 顧(かえり)み
遠き地を 巡り
風物に親しむ
桂人(あのひと) 来たりて
その思いを 知る
これぞ まさしく 夢
* 死と夢
夢は 寝ている刻(とき)に見る
半睡(ねむり)の間の ものと云う
死んでしまえば 夢も無い
夢は生きている ひとつの証(あか)し
死は一切を 空にする
死者に 夢など無いのなら
正者が死者を 夢に見る
夢で出逢った 母の顔
表情もなく 声とても無し
* 食う夢
昨夜は 食べてる夢を見た
洋食の 豪華な品揃え
傍らには母が居て 父も居て
食べた事も無い 料理の味が
でもどうして 夢では解るのだろう
感性の領域 テクニカル・イラストレーター猪本義弘の軌跡

第1章 熊本(橋の上の少年戦争の頃、子供だった ほか)
第2章 広島、東京(三輪トラックのアイディア自動車"造形"の探究 ほか)
第3章 アメリカ(構造図を超える画米国人の人情)
第4章 感性の領域(絵画というもの教育のゆくえ ほか)
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母は 微笑み
心は 青し
刻(とき)を 怖れ
闇に 泣き
朝(あした)を 待つは
これが 夢
大空を 舞い
月に 祈りつ
星々に 思う
人 優しくて
哀しみを 逃れ
光栄を 待つは
これも 夢
逝(ゆ)きし人と 語らい
昔日(せきじつ)を 顧(かえり)み
遠き地を 巡り
風物に親しむ
桂人(あのひと) 来たりて
その思いを 知る
これぞ まさしく 夢
* 死と夢
夢は 寝ている刻(とき)に見る
半睡(ねむり)の間の ものと云う
死んでしまえば 夢も無い
夢は生きている ひとつの証(あか)し
死は一切を 空にする
死者に 夢など無いのなら
正者が死者を 夢に見る
夢で出逢った 母の顔
表情もなく 声とても無し
* 食う夢
昨夜は 食べてる夢を見た
洋食の 豪華な品揃え
傍らには母が居て 父も居て
食べた事も無い 料理の味が
でもどうして 夢では解るのだろう
感性の領域 テクニカル・イラストレーター猪本義弘の軌跡

第1章 熊本(橋の上の少年戦争の頃、子供だった ほか)
第2章 広島、東京(三輪トラックのアイディア自動車"造形"の探究 ほか)
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2007年06月14日
* 夢物語 * 夜毎の夢
* 夢物語
昨日は支那の 寓話(ぐうわ)を読んだ
大輪の牡丹(ぼたん)を 愛(め)でるうち
牡丹の内より人が出て
招かれるままに 花に入る
牡丹の内は 象牙の宮殿
数多(あまた)の馳走 美女の持て成し
彼地の人の 夢たるや幽玄
邯鄲(かんたん)は夢の枕の 物語
刻(とき)も自在の 大なる夢
ぼくの夢は 小さく貧しい
夢の怪(げ)に追われ 奈落へと落ちる
小心に気宇壮大の 構え無く
華麗浪漫たる 思いまた無し
自分に見合う 細(ささ)やかな夢でも
何も見ぬよりは 可(よ)しとすべきか
* 夜毎の夢
夜毎に続く 夢物語
そんなこと 現実{いま)に ある筈も無い
どれほど 念じたとして
毎夜同じ夢が 表れる訳も無い
もしもそんな薬でも 有るとしたら
迷わず試して みるだろう
夢は 五臓六腑の疲れから
ものの本では そう説いている
楽しい夢や 明るい夢まで
疲れた臓腑が 生み出すならば
人は 眠ったほうが 楽なのか
寝るより楽は なかりけり
浮世の馬鹿が 起きて働く
と 狂歌にあった
猪本氏作品

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昨日は支那の 寓話(ぐうわ)を読んだ
大輪の牡丹(ぼたん)を 愛(め)でるうち
牡丹の内より人が出て
招かれるままに 花に入る
牡丹の内は 象牙の宮殿
数多(あまた)の馳走 美女の持て成し
彼地の人の 夢たるや幽玄
邯鄲(かんたん)は夢の枕の 物語
刻(とき)も自在の 大なる夢
ぼくの夢は 小さく貧しい
夢の怪(げ)に追われ 奈落へと落ちる
小心に気宇壮大の 構え無く
華麗浪漫たる 思いまた無し
自分に見合う 細(ささ)やかな夢でも
何も見ぬよりは 可(よ)しとすべきか
* 夜毎の夢
夜毎に続く 夢物語
そんなこと 現実{いま)に ある筈も無い
どれほど 念じたとして
毎夜同じ夢が 表れる訳も無い
もしもそんな薬でも 有るとしたら
迷わず試して みるだろう
夢は 五臓六腑の疲れから
ものの本では そう説いている
楽しい夢や 明るい夢まで
疲れた臓腑が 生み出すならば
人は 眠ったほうが 楽なのか
寝るより楽は なかりけり
浮世の馬鹿が 起きて働く
と 狂歌にあった
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2007年06月13日
* 塒(ねぐら)から 何処へ
夕日の彼方へ 鳥達は帰る
いったい何処まで 飛ぶのだろう
花岡の山に重なる 金峰山(きんぽうざん)
有明の 海を越えれば 天草 島原
せいぜい行って そこら辺りか
朝焼けを背負って 鳥達は飛ぶ
いったい何処から 来るのだろう
東を見れば 阿蘇の峰
雲の向こうは 大分の海
まさか太平洋を 渡りはすまい
北へと飛び立つ 鳥の群れ
はるばる何処を 目指すのだろう
山脈(やま)の向こうは 激しい吹雪
酷寒の地が 待ち受けるというのに
好んで行くなら 激しさもま可(よ)しか
虚しさ栖(すみか)に 仮居して
他から温もり 待つよりも
自ら求める 酷苦なら
定かな明日も 拓けるだろう
鳥よ大きく 羽ばたきたまえ
NHKハート展より←クリック

*明日から「夢物語」編をご紹介します。
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いったい何処まで 飛ぶのだろう
花岡の山に重なる 金峰山(きんぽうざん)
有明の 海を越えれば 天草 島原
せいぜい行って そこら辺りか
朝焼けを背負って 鳥達は飛ぶ
いったい何処から 来るのだろう
東を見れば 阿蘇の峰
雲の向こうは 大分の海
まさか太平洋を 渡りはすまい
北へと飛び立つ 鳥の群れ
はるばる何処を 目指すのだろう
山脈(やま)の向こうは 激しい吹雪
酷寒の地が 待ち受けるというのに
好んで行くなら 激しさもま可(よ)しか
虚しさ栖(すみか)に 仮居して
他から温もり 待つよりも
自ら求める 酷苦なら
定かな明日も 拓けるだろう
鳥よ大きく 羽ばたきたまえ
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2007年06月12日
* 迷い
* 迷い
粘った糸を 風に投げ
網目の罠を 仕掛ける虫
餌を獲り 子育て 敵に向かう
猛々しさに 生きる虫
桑の緑を 絹に替え
ひっそりと繭(まゆ)にと 籠る虫
小枝を集めて 身に纏(まと)い
か細き糸に 縋(すが)る虫
四枚の銀翅(はね)を 羽博(はばた)かせ
大空高く 駆ける虫
大きな羽根は 色模様
花から花へと渡る虫
根土(ねど)の間の 暗闇を
幹へと昇って 死ぬる虫
水の表面(おもて)を 滑る虫
水藻(みずも)の泡に 絡む虫
色を重ねて 塗る人も在り
音を奏でる 人も居る
糸紡ぐ人 染める人
機織(はたお)る人と 人も様々
虫は決して 迷いはしない
花や木や草 枝にと生きる
人は時には 迷いに迷う
迷うからこそ 人なのか
遥か遠くの 銀河の果てから
もしも この世を眺めてみたら
人とて 虫とて
迷うも 迷わぬも
みんな同じに 見えるだろう
虫はやっとで 一年を生き
人永らえて 五十年生きる
それぞれ時間は 違っていても
虫も五十年 生きてるつもり
♪Illustrator-meiste Yukio Miyamoto♪
イラストレーター宮本幸男氏のブログ(猪本氏と作品が紹介されています。)

猪本氏の作品(宮本氏のブログより拝借)
応援に感謝します♡
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粘った糸を 風に投げ
網目の罠を 仕掛ける虫
餌を獲り 子育て 敵に向かう
猛々しさに 生きる虫
桑の緑を 絹に替え
ひっそりと繭(まゆ)にと 籠る虫
小枝を集めて 身に纏(まと)い
か細き糸に 縋(すが)る虫
四枚の銀翅(はね)を 羽博(はばた)かせ
大空高く 駆ける虫
大きな羽根は 色模様
花から花へと渡る虫
根土(ねど)の間の 暗闇を
幹へと昇って 死ぬる虫
水の表面(おもて)を 滑る虫
水藻(みずも)の泡に 絡む虫
色を重ねて 塗る人も在り
音を奏でる 人も居る
糸紡ぐ人 染める人
機織(はたお)る人と 人も様々
虫は決して 迷いはしない
花や木や草 枝にと生きる
人は時には 迷いに迷う
迷うからこそ 人なのか
遥か遠くの 銀河の果てから
もしも この世を眺めてみたら
人とて 虫とて
迷うも 迷わぬも
みんな同じに 見えるだろう
虫はやっとで 一年を生き
人永らえて 五十年生きる
それぞれ時間は 違っていても
虫も五十年 生きてるつもり
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2007年06月10日
* 得失 * 鳥たち
* 得失
大空を 駆けたくて
ある日鳥は 羽を得た
羽根は得たけど 手を失った
餌を掴む手は もう持たぬ
手の代わりにと 首を伸ばす
猫も同じく 首で喰べる
では 手は何の為にある
樹木の上まで 昇るためです
折角 手の変わりに羽根を得たのに
羽根を無くした 鳥もいる
駝鳥(だちょう) エミウ キイウイなど
地上の餌だけ 追う内に
頭上の空を 忘れてしまった
何かを得れば 何かを失う
それでも人は
あまねく 得ようとする
知恵と一緒に 悪知恵まで得た
妬む心や 他を貶しめる心まで
邪悪なものも 全て得た
この上 不老長寿まで得たら
ひとは悪魔と 化してしまう
ひとの寿命 たかが50年
思えば 本当に良かった
* 鳥たち
雀は軒端(のきば)に 群れ集う
小さな羽根では 遠くまで行けず
寿命(いのち)も短い ものだろう
鶏(にわとり)は庭先で 餌(え)を拾い
地を這い むなしく羽ばたき立てる
刻告(ときつ)げる朝だけ 空思う
鳶(とび)は空高く 風に舞う
輪は描いても 遠出は出来ず
居心地良い巣が 眼の下なのか
鷺(さぎ)は田んぼで 田螺(たにし)をあさる
やがて遠くに 旅立つために
彼の地の景色を 忘れはすまい
鶴は雪降る 空に舞う
粉雪 白雪 吹雪いていても
シベリアよりは 暖かい
鷲は天より 舞い降りて
野ねずみ 兎に爪立てる
引き裂く肉で 子も育つ
もしも私が 鳥になれたら
信天翁(あほうどり)をと望むだろう
誰 憚(はばか)らず 地球を巡り
大海原の 大飛行

応援有難うございます。
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ある日鳥は 羽を得た
羽根は得たけど 手を失った
餌を掴む手は もう持たぬ
手の代わりにと 首を伸ばす
猫も同じく 首で喰べる
では 手は何の為にある
樹木の上まで 昇るためです
折角 手の変わりに羽根を得たのに
羽根を無くした 鳥もいる
駝鳥(だちょう) エミウ キイウイなど
地上の餌だけ 追う内に
頭上の空を 忘れてしまった
何かを得れば 何かを失う
それでも人は
あまねく 得ようとする
知恵と一緒に 悪知恵まで得た
妬む心や 他を貶しめる心まで
邪悪なものも 全て得た
この上 不老長寿まで得たら
ひとは悪魔と 化してしまう
ひとの寿命 たかが50年
思えば 本当に良かった
* 鳥たち
雀は軒端(のきば)に 群れ集う
小さな羽根では 遠くまで行けず
寿命(いのち)も短い ものだろう
鶏(にわとり)は庭先で 餌(え)を拾い
地を這い むなしく羽ばたき立てる
刻告(ときつ)げる朝だけ 空思う
鳶(とび)は空高く 風に舞う
輪は描いても 遠出は出来ず
居心地良い巣が 眼の下なのか
鷺(さぎ)は田んぼで 田螺(たにし)をあさる
やがて遠くに 旅立つために
彼の地の景色を 忘れはすまい
鶴は雪降る 空に舞う
粉雪 白雪 吹雪いていても
シベリアよりは 暖かい
鷲は天より 舞い降りて
野ねずみ 兎に爪立てる
引き裂く肉で 子も育つ
もしも私が 鳥になれたら
信天翁(あほうどり)をと望むだろう
誰 憚(はばか)らず 地球を巡り
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2007年06月10日
* 川辺 * 仔猫
* 川辺
川の淀みに 石囲いを作る
えびや川はぜを 中に入れれば
たったひとりの 水族館
半透明の 川えびのからだ
水の中では 透きとおる
長い両手で ぼくの指を挟む
「そいつは から揚げにすると旨い」
岸辺の大人が そういった
あんな奴に 食わせてたまるか
日暮れになると 囲いを壊す
今日の川えび牧場も もう終わり
明日またいっしょに 遊ぼうな
* 仔猫
ごみ箱の陰で 捨てられた仔猫が蠢(うごめ)く
泥に塗れて力無げに みゃあと鳴く
銭湯の帰りに 覗いたら未(ま)だそこに居た
この寒空に 見捨てて行ける筈もない
まだ暖かい手拭いで 泥を落として
洗い桶に匿(かく)して 家の中に持ち込む
飢えてるだろうけど 今夜は何もやれぬ
仔猫は蒲団の窪みに 丸くなって眠る
朝のご飯を家人の眼から 逸(そ)らして
よく噛み砕いてから 食べさせた
押入れに隠して 学校に出かけたけれど
授業も何も 手につかぬ
帰ってみたら もう捨てられたあと
考えるまでも無い 僕自身が厄介者
何処に捨てたか等とは 尋ねようもない
きっと何処かで 生きていてくれ
仔猫を憫(あわれ)む その余りに
人を憎んだとて 仕方あるまい
今日も訪問いただき、ありがとうございます。
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水の中では 透きとおる
長い両手で ぼくの指を挟む
「そいつは から揚げにすると旨い」
岸辺の大人が そういった
あんな奴に 食わせてたまるか
日暮れになると 囲いを壊す
今日の川えび牧場も もう終わり
明日またいっしょに 遊ぼうな
* 仔猫
ごみ箱の陰で 捨てられた仔猫が蠢(うごめ)く
泥に塗れて力無げに みゃあと鳴く
銭湯の帰りに 覗いたら未(ま)だそこに居た
この寒空に 見捨てて行ける筈もない
まだ暖かい手拭いで 泥を落として
洗い桶に匿(かく)して 家の中に持ち込む
飢えてるだろうけど 今夜は何もやれぬ
仔猫は蒲団の窪みに 丸くなって眠る
朝のご飯を家人の眼から 逸(そ)らして
よく噛み砕いてから 食べさせた
押入れに隠して 学校に出かけたけれど
授業も何も 手につかぬ
帰ってみたら もう捨てられたあと
考えるまでも無い 僕自身が厄介者
何処に捨てたか等とは 尋ねようもない
きっと何処かで 生きていてくれ
仔猫を憫(あわれ)む その余りに
人を憎んだとて 仕方あるまい
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2007年06月09日
* 白 * 日向ぼっこ
* 白
学舎の帰りに 白と逢う
白とは呼ぶけど 灰色の犬
尻尾を振って 待っていてくれる
昼の弁当を 半分残せば
白は喜び がつがつと食う
もしやこれが 一日一度の食事
白の毛並みは 艶を失い
肋(あばら)も浮き出し 脚を引きずる
歯も何本かは 欠けてるらしい
飯に掛けた 田麩(でんぶ)が大好き
ひじきを煮たのも よく食べる
魚や卵を やれれば良いのに
白はもう かなりの老犬
飼われたことが あるのだろうか
明日は目脂(めやに)を 拭いてやろう
ときには 昼を我慢して
全部を白の 目の前に置く
さあ ゆっくり食べて良いのだよ
白は食べつつ 僕を見上げる
何度も何度も 顔を窺(うかが)う
こちらの腹が 鳴る故(せい)かなあ
道の外れでの ひと刻(とき)の出会い
いったい何処で 寝てるのだろう
連れて帰りたいけど 飼う場所が無い
或る日行ったら 姿が見えぬ
焼き芋を丸ごと置いて そのまま帰る
後で食べてくれると 良いのだけれど
* 日向ぼっこ
川辺の 斜面の窪みは
潅木と 草に囲まれ
土手の人の 目には入らぬ
晴れた日には 暖い陽溜り
ぼくは此処で 本を読む
ついうとうとと 微睡(まどろ)めば
野良猫の黒が やって来る
いつの間にか ぼくに慣れて
すぐ傍にまで来て 蹲(うずくま)る
猫と二人の 日向ぼっこ
喉の辺りを 摩(さす)ってやると
黒は歓び 仰向けになり
脚を伸ばして ごろごろと云う
ぼくも両手で 伸びをして
思いっきりの 大あくび
川の匂いと 陽(ひ)の光
懐いてくれる 友も居て
暫しの安らぎ ではあれど
世の中 決して
悪い事ばかりで ではないのだ
↓応援お願いいたします。m(__)m
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学舎の帰りに 白と逢う
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尻尾を振って 待っていてくれる
昼の弁当を 半分残せば
白は喜び がつがつと食う
もしやこれが 一日一度の食事
白の毛並みは 艶を失い
肋(あばら)も浮き出し 脚を引きずる
歯も何本かは 欠けてるらしい
飯に掛けた 田麩(でんぶ)が大好き
ひじきを煮たのも よく食べる
魚や卵を やれれば良いのに
白はもう かなりの老犬
飼われたことが あるのだろうか
明日は目脂(めやに)を 拭いてやろう
ときには 昼を我慢して
全部を白の 目の前に置く
さあ ゆっくり食べて良いのだよ
白は食べつつ 僕を見上げる
何度も何度も 顔を窺(うかが)う
こちらの腹が 鳴る故(せい)かなあ
道の外れでの ひと刻(とき)の出会い
いったい何処で 寝てるのだろう
連れて帰りたいけど 飼う場所が無い
或る日行ったら 姿が見えぬ
焼き芋を丸ごと置いて そのまま帰る
後で食べてくれると 良いのだけれど
* 日向ぼっこ
川辺の 斜面の窪みは
潅木と 草に囲まれ
土手の人の 目には入らぬ
晴れた日には 暖い陽溜り
ぼくは此処で 本を読む
ついうとうとと 微睡(まどろ)めば
野良猫の黒が やって来る
いつの間にか ぼくに慣れて
すぐ傍にまで来て 蹲(うずくま)る
猫と二人の 日向ぼっこ
喉の辺りを 摩(さす)ってやると
黒は歓び 仰向けになり
脚を伸ばして ごろごろと云う
ぼくも両手で 伸びをして
思いっきりの 大あくび
川の匂いと 陽(ひ)の光
懐いてくれる 友も居て
暫しの安らぎ ではあれど
世の中 決して
悪い事ばかりで ではないのだ
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2007年06月08日
* 小雀
*小雀
道端に 小雀が蹲(うずくま)る
軒端(のきば)の巣からでも 落ちたのか
近くに親の 姿も見えぬ
飛べもせぬ羽根 ぱたつかせ
それでも必死に 逃げようとする
片方の脚は 折れているらしい
巣があるのなら 戻してやるのに
手に掬(すく)えば 小さな黒目も力無く
好きな虫を 捕らえてやるのも難しい
箱の中に 古新聞紙の塒(ねぐら)をこしらえ
青菜と削り節 ご飯粒を混ぜて
すり餌を 作った
嘴(くちばし)を開けさせ 餌をほんの少しずつ
でもなかなか巧くは 飲み込めない
もう、食べる気力さえ 残らぬのか
小雀に集(たか)ったダニが 掌(てのひら)を這う
夜中にかさこそ 音がしていて
朝には 冷たくなっていた
生も死も無残小さな命は
人の気持ちも 知らぬ儘(まま)に
応援有難うございます。
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道端に 小雀が蹲(うずくま)る
軒端(のきば)の巣からでも 落ちたのか
近くに親の 姿も見えぬ
飛べもせぬ羽根 ぱたつかせ
それでも必死に 逃げようとする
片方の脚は 折れているらしい
巣があるのなら 戻してやるのに
手に掬(すく)えば 小さな黒目も力無く
好きな虫を 捕らえてやるのも難しい
箱の中に 古新聞紙の塒(ねぐら)をこしらえ
青菜と削り節 ご飯粒を混ぜて
すり餌を 作った
嘴(くちばし)を開けさせ 餌をほんの少しずつ
でもなかなか巧くは 飲み込めない
もう、食べる気力さえ 残らぬのか
小雀に集(たか)ったダニが 掌(てのひら)を這う
夜中にかさこそ 音がしていて
朝には 冷たくなっていた
生も死も無残小さな命は
人の気持ちも 知らぬ儘(まま)に
応援有難うございます。
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2007年06月07日
* 空(から)威張り * 吹く風
* 空(から)威張り
私は他人に 怒れない
非の有る無しに 関わらず
他人を咎(とが)める 気にならぬ
だから何時しか 黙してしまう
大きな声で 他人を詰(なじ)る
それで気も 晴れるのだろうか
立場を利しての 空威張り
見苦しいとは 思わぬのか
威張る人ほど 強くはない
不利だと知れば すぐ逃げ出す
強い人には やたら阿(おもね)り
自分より弱い 人にだけ威張る
私は生涯 威張らない
威張るべき 何物も無し
相手の立場で 応対を変える
そういう人には 為(な)りたくない
* 吹く風
人の 心根
ときに よこしま
云わぬで よい事
何故に 口に乗せる
外の 風も
ときには 強く吹く
でも多くは 優しく
花も草も 風に歓び
わが目を しばし和(なご)ませる
虫も 犬も 魚も
もの云わぬ 優しさで
わが心を 包む
ご愛読ありがとうございます。明日から「 小雀 」編です。
ノラ犬や動物とのかかわりに、いのもと少年は、何を感じるのでしょう・・・
是非、ご覧下さい。
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私は他人に 怒れない
非の有る無しに 関わらず
他人を咎(とが)める 気にならぬ
だから何時しか 黙してしまう
大きな声で 他人を詰(なじ)る
それで気も 晴れるのだろうか
立場を利しての 空威張り
見苦しいとは 思わぬのか
威張る人ほど 強くはない
不利だと知れば すぐ逃げ出す
強い人には やたら阿(おもね)り
自分より弱い 人にだけ威張る
私は生涯 威張らない
威張るべき 何物も無し
相手の立場で 応対を変える
そういう人には 為(な)りたくない
* 吹く風
人の 心根
ときに よこしま
云わぬで よい事
何故に 口に乗せる
外の 風も
ときには 強く吹く
でも多くは 優しく
花も草も 風に歓び
わが目を しばし和(なご)ませる
虫も 犬も 魚も
もの云わぬ 優しさで
わが心を 包む
ご愛読ありがとうございます。明日から「 小雀 」編です。
ノラ犬や動物とのかかわりに、いのもと少年は、何を感じるのでしょう・・・
是非、ご覧下さい。
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2007年06月06日
* いろいろ * 負けず嫌いと云う言葉
* いろいろ
身を切る 寒風
花ありて 薫風
荒れ狂う 熱風
風も いろいろ
篠(しめ)突く 豪雨
寂しき 氷雨
降り続く 梅雨
雨も さまざま
皆 さまざま
優しき 心根
嫉(ねた)み 嫉(そね)み
思わぬ 意地悪
顔も とりどり
心 とりどり
戦いに 死ぬ人
朽ち 果つる人
飾りて 逝く人
行末 はるばる
絶えて はるばる
* 負けず嫌いと云う言葉
もし それを云うのなら
負け嫌い とでも云うべきだろう
でも 負け好き なんて人
居るわけも 無い
だったら 負けず でも
良いのかな なあ
いつも 勝つ事しか考えない
負けそうになると 力み返る
誰に だって
勝ちもあれば 負けもある
勝って負け 負けて勝つから
世の中が ある
勝ち続けようと する人は
自分の事しか 頭にあるまい
皆が 負けて
誰も 居なくなって 初めて
勝ち続けの愚かを 悟るのだろう
応援ありがとうございます。
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風も いろいろ
篠(しめ)突く 豪雨
寂しき 氷雨
降り続く 梅雨
雨も さまざま
皆 さまざま
優しき 心根
嫉(ねた)み 嫉(そね)み
思わぬ 意地悪
顔も とりどり
心 とりどり
戦いに 死ぬ人
朽ち 果つる人
飾りて 逝く人
行末 はるばる
絶えて はるばる
* 負けず嫌いと云う言葉
もし それを云うのなら
負け嫌い とでも云うべきだろう
でも 負け好き なんて人
居るわけも 無い
だったら 負けず でも
良いのかな なあ
いつも 勝つ事しか考えない
負けそうになると 力み返る
誰に だって
勝ちもあれば 負けもある
勝って負け 負けて勝つから
世の中が ある
勝ち続けようと する人は
自分の事しか 頭にあるまい
皆が 負けて
誰も 居なくなって 初めて
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2007年06月05日
* 眼 * 明日
* 眼
牛の眼(め) 山羊の眼 兔の眼
蜘蛛の眼 蝶の眼 蜻蛉(とんぼ)の目
鴨の眼 鳩の眼 烏(からす)の眼
鳥・虫・獣 それぞれに
自然を素直に どこまでも
無心に映す 透明な眼
比べて恥じる 人の眼は
功利を漁る 狡(ずる)さの眼
相手の姿の 重さを測り
裏の汚点(しみ)まで 探り出し
眼光鋭く 他人を射る
頼れそうなる 柔和な眼も
憐れみ乞うや 優越にと変わる
業を含んだ 人々の
数ある眼(まなこ)の そのなかに
優しさ光る あなたの眼
* 明日
夜半(よわ)に目覚(めざ)むれば 遠くに汽笛
客車か貨車か 解らぬけれど
この闇の中に 列車は走る
いったい何しに 誰が行くのか
闇夜(あんや)に伸びる 暗い鉄路
その行き先に 何者ぞ待つ
見知らぬ街々 人との出会い
それを明日(あした)と 云うのだろうか
ランキングに参加しています。応援お願いいたします。m(__)m
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蜘蛛の眼 蝶の眼 蜻蛉(とんぼ)の目
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鳥・虫・獣 それぞれに
自然を素直に どこまでも
無心に映す 透明な眼
比べて恥じる 人の眼は
功利を漁る 狡(ずる)さの眼
相手の姿の 重さを測り
裏の汚点(しみ)まで 探り出し
眼光鋭く 他人を射る
頼れそうなる 柔和な眼も
憐れみ乞うや 優越にと変わる
業を含んだ 人々の
数ある眼(まなこ)の そのなかに
優しさ光る あなたの眼
* 明日
夜半(よわ)に目覚(めざ)むれば 遠くに汽笛
客車か貨車か 解らぬけれど
この闇の中に 列車は走る
いったい何しに 誰が行くのか
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2007年06月04日
* 人 * 指さす人
* 人
ひとに 欺(あざむ)かれ
ひとに 陥(おとし)められ
ひとを 信じて
ほぞを 噛む
それでも ひとは
愛すべし
やさしく 愛し
信ずべし
ひとも 何時(いつ)かは
燃え尽きる
欺き裏切り 終わるより
信じる心の ままにあれ
* 指さす人
人が人に 指を指す
陰口を利き 白い目で見る
友のあれこれと 交わるな
何故にと尋ねても 答えない
生まれ素性が 卑しいと云う
もしそのことを 理由(わけ)だとすれば
子爵 男爵 元大名
十代も以前(まえ)に 遡(さかのぼ)れば
出目は山賤(やまかつ) 野伏(のぶ)せり上がり
四百年ばかりの 豊かな暮らしで
心身共に 磨かれるものか
貴い人に なれようものか
身分が上がれば 人を見下す
金と灰吹きは 溜まる程に汚し
力も金も 栄誉ともに無く
清らかに 過ごした人も居よう
賤業とされる 仕事に就いても
心身まで卑しい 筈も無い
僕の回りの人は 小金持ち
でも 人情味などあるだろうか
優しい人柄とも 云い難(がた)い
身分に貴賤は 仕方無し
けれども 人格と身分は関連せず
人が人を 区別などせぬ
真に明るい 人の世の中
その到来も 夢なのだろうか
市中の町の 人々は
わが町自体に 指を指す
互いに指を 指しあって
得られるものは 僅かな満足
もっと大なる 心を持つべし
多くの方にご覧いただいています。ご協力ありがとうございます(-人-)♡
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ひとに 欺(あざむ)かれ
ひとに 陥(おとし)められ
ひとを 信じて
ほぞを 噛む
それでも ひとは
愛すべし
やさしく 愛し
信ずべし
ひとも 何時(いつ)かは
燃え尽きる
欺き裏切り 終わるより
信じる心の ままにあれ
* 指さす人
人が人に 指を指す
陰口を利き 白い目で見る
友のあれこれと 交わるな
何故にと尋ねても 答えない
生まれ素性が 卑しいと云う
もしそのことを 理由(わけ)だとすれば
子爵 男爵 元大名
十代も以前(まえ)に 遡(さかのぼ)れば
出目は山賤(やまかつ) 野伏(のぶ)せり上がり
四百年ばかりの 豊かな暮らしで
心身共に 磨かれるものか
貴い人に なれようものか
身分が上がれば 人を見下す
金と灰吹きは 溜まる程に汚し
力も金も 栄誉ともに無く
清らかに 過ごした人も居よう
賤業とされる 仕事に就いても
心身まで卑しい 筈も無い
僕の回りの人は 小金持ち
でも 人情味などあるだろうか
優しい人柄とも 云い難(がた)い
身分に貴賤は 仕方無し
けれども 人格と身分は関連せず
人が人を 区別などせぬ
真に明るい 人の世の中
その到来も 夢なのだろうか
市中の町の 人々は
わが町自体に 指を指す
互いに指を 指しあって
得られるものは 僅かな満足
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2007年06月03日
* 迷子 * 冬木立
* 迷子
迷子は道で 泣きじゃくる
虚ろな目付きで 辺りを見回す
親兄弟に 逸(はぐ)れたものか
声を張っても 縁者は来ぬ
そのうち誰かに 手を引かれ
交番所にでも 行くだろう
その悲しみは ほんの一刻(いっとき)
すぐ親たちが 飛んで来る
僕にはもともと 親は居ず
心はいつも 迷子の気持ち
日暮れになると 胸をふさぎ
心もとなく 夜を過ごす
傍から僕を 眺めると
あんな目付きに 見えるのかなあ
* 冬木立
迸(ほとば)る愛に抱かれて 生きる子は
母の温もり うつし取り
素直な心で 人を恋う
甘える母を 持たぬ子は
心にかたい 石の蓋(ふた)
自分の胸より 目を外らす
母ある心は 春のなか
母なる心は 風のなか
四季も移らぬ 冬木立
明日からは、『 人 』 シリーズをご紹介します。
ランキングの応援ありがとうございます♡
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迷子は道で 泣きじゃくる
虚ろな目付きで 辺りを見回す
親兄弟に 逸(はぐ)れたものか
声を張っても 縁者は来ぬ
そのうち誰かに 手を引かれ
交番所にでも 行くだろう
その悲しみは ほんの一刻(いっとき)
すぐ親たちが 飛んで来る
僕にはもともと 親は居ず
心はいつも 迷子の気持ち
日暮れになると 胸をふさぎ
心もとなく 夜を過ごす
傍から僕を 眺めると
あんな目付きに 見えるのかなあ
* 冬木立
迸(ほとば)る愛に抱かれて 生きる子は
母の温もり うつし取り
素直な心で 人を恋う
甘える母を 持たぬ子は
心にかたい 石の蓋(ふた)
自分の胸より 目を外らす
母ある心は 春のなか
母なる心は 風のなか
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2007年06月02日
* 雪
*雪
若葉の朝に 人は死に
雪降る寒夜(さむよ)も 人は死ぬ
いろいろな想いを残す 死もあれば
満ちたりた 微笑みの中の
死もあろう
泥濘の もろもろ
雪が真白に 覆い尽くしてくれるように
死とは つまり
そのような ものなのでしょう
暗夜(そら)から落ちる 雪のひとひらは
去った人から あなたへの
通信文かも しれません
この世に未練を 残した人は
礫(つぶて)となって 大空を堕ち
充ち足りた人の 心の雪は
ひら ひらと
やさしく 舞い降りてくるのです。
応援に、感謝をこめて・・m(__)m
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若葉の朝に 人は死に
雪降る寒夜(さむよ)も 人は死ぬ
いろいろな想いを残す 死もあれば
満ちたりた 微笑みの中の
死もあろう
泥濘の もろもろ
雪が真白に 覆い尽くしてくれるように
死とは つまり
そのような ものなのでしょう
暗夜(そら)から落ちる 雪のひとひらは
去った人から あなたへの
通信文かも しれません
この世に未練を 残した人は
礫(つぶて)となって 大空を堕ち
充ち足りた人の 心の雪は
ひら ひらと
やさしく 舞い降りてくるのです。
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2007年06月01日
* 面影 *手鏡
* 面影
病いに窶(やつ)れし 母の顔
蝋色の頬 仄白く
晩夏の闇に 浮かぶなり
昔に在りし ひと夏の
嬉しき想い 重なりて
心に澱(おり)と 沈むなり
忘れる事なき 面影を
夜に心の 糧(かて)として
流転の日々を 過ごすなり
* 手鏡
つと覗きこむ 手鏡に
蝋燭の灯(ひ) ゆらめきて
晩秋の気 部屋に充(み)つ
父母無き子らに 寄る辺(べ)なく
寂しき心 揺れ動き
涙蝋(るいろう)はらと 流れ落つ
母が形見の 手鏡に
闇に疲れし 顔浮かぶ
幼き頃に 見た母の
淋しき面影 重なるは
親と子に見る 宿縁か
蝋燭の灯 ふつと消ゆ
▼ いのもとさんの母上様は、るるどのある天草本渡のご出身。
この地に戻って療養中に亡くなられたそうです。
「るるど」とは、カソリックの聖地、南仏「ルルド」から名を引いた、洞窟などを利用した
隠れ切支丹信仰の場所です。 『編集者 興津千恵子さん付記より』
本渡市(mns旅行記)
応援に感謝します♡
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病いに窶(やつ)れし 母の顔
蝋色の頬 仄白く
晩夏の闇に 浮かぶなり
昔に在りし ひと夏の
嬉しき想い 重なりて
心に澱(おり)と 沈むなり
忘れる事なき 面影を
夜に心の 糧(かて)として
流転の日々を 過ごすなり
* 手鏡
つと覗きこむ 手鏡に
蝋燭の灯(ひ) ゆらめきて
晩秋の気 部屋に充(み)つ
父母無き子らに 寄る辺(べ)なく
寂しき心 揺れ動き
涙蝋(るいろう)はらと 流れ落つ
母が形見の 手鏡に
闇に疲れし 顔浮かぶ
幼き頃に 見た母の
淋しき面影 重なるは
親と子に見る 宿縁か
蝋燭の灯 ふつと消ゆ
▼ いのもとさんの母上様は、るるどのある天草本渡のご出身。
この地に戻って療養中に亡くなられたそうです。
「るるど」とは、カソリックの聖地、南仏「ルルド」から名を引いた、洞窟などを利用した
隠れ切支丹信仰の場所です。 『編集者 興津千恵子さん付記より』
本渡市(mns旅行記)
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2007年05月31日
* 水源地 * 三角(みすみ)港の宿
* 水源地
岩肌 滑りて
山に 滲(し)み
土を 潜りて
砂礫を 通る
年月を 経た
地下水の 水路
山気に 充(み)ち
里に 降りる
青澄なる 水
豊かに 湧き
山中 潤ほす
水道 となる
景色 移りて
水面に 映え
花 添うるや
八景(はけ)の 水谷(みや)
* 三角(みすみ)港の宿
初めて宿屋で 夜を過ごす
二枚重ねの 敷布団
厚さに委(ゆだ)ねし 身は沈み
真白の敷布の 肌触り良し
夜汽車の汽笛 遠きに響き
夜更けの闇に 目を醒ます
花柄の窓覆(おおい)いの 隙間から
夜空に瞬く 満天の星見ゆ
足付きの膳に 椀の湯気立ち
焼き干し魚の 匂い香ばし
黒々とした海苔の 歯応え鮮やか
炊き立ての飯の 熱さに噎(む)せる
家出の旅の 終わりにありて
見知らぬ人の 情(なさ)けをぞ知る
野宿に代わる 持て成し嬉しく
せめてもの一夜と 心に刻む
▼熊本駅から列車に乗って、未だに単線の線路を西に走れば有明海に突き出た、
半島の突端が終着駅の三角港。
昔もここから天草、島原へと渡航船が出ていました。
島原の乱、天草四郎時貞で名高い天草の島々へは、今ではもう島伝いに車でも、
往来出来るようになっています。『編集者興津千恵子さん付記より』
↓参考ホームページ
三角港
八景水谷公園
八景水谷公園
明日からお母様への思慕「面影」編をご紹介します。
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岩肌 滑りて
山に 滲(し)み
土を 潜りて
砂礫を 通る
年月を 経た
地下水の 水路
山気に 充(み)ち
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青澄なる 水
豊かに 湧き
山中 潤ほす
水道 となる
景色 移りて
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花 添うるや
八景(はけ)の 水谷(みや)
* 三角(みすみ)港の宿
初めて宿屋で 夜を過ごす
二枚重ねの 敷布団
厚さに委(ゆだ)ねし 身は沈み
真白の敷布の 肌触り良し
夜汽車の汽笛 遠きに響き
夜更けの闇に 目を醒ます
花柄の窓覆(おおい)いの 隙間から
夜空に瞬く 満天の星見ゆ
足付きの膳に 椀の湯気立ち
焼き干し魚の 匂い香ばし
黒々とした海苔の 歯応え鮮やか
炊き立ての飯の 熱さに噎(む)せる
家出の旅の 終わりにありて
見知らぬ人の 情(なさ)けをぞ知る
野宿に代わる 持て成し嬉しく
せめてもの一夜と 心に刻む
▼熊本駅から列車に乗って、未だに単線の線路を西に走れば有明海に突き出た、
半島の突端が終着駅の三角港。
昔もここから天草、島原へと渡航船が出ていました。
島原の乱、天草四郎時貞で名高い天草の島々へは、今ではもう島伝いに車でも、
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2007年05月30日
* 新聞配達
* 新聞配達
鶏鳴(けいめい) 暁闇(ぎょうあん)を割きて とび交い
連なる甍(いらか) 靄(もや)に霞(かす)みて未だ覚めず
鬱蒼(うっそう)たる樹木重なりて 密(ひそ)と静まり
黎明の天空黒々と 宇土櫓(やぐら)聳(そび)ゆ
払暁蘇峰は 刻々と山容を表し
紺青の冷気 外輪の稜線を画す
水前寺園庭 清冽なる 湧水を湛え
縮景富獄の麗容 泉面に写す
南北市中を分く白河に 朝霧這い
線路光て 市電の音遠きに響く
新聞の厚き束
薄明の家々 戸毎にと配る
蛇行なす坪井川の 橋上より眺むれば
遥けき 彼方 金峰頂上に旭光映(は)ゆ
駅帝列車の笛声 花岡山にこだまし
路上に行交う人の 吐く息白し
街の音 其処此処より 漸次(せんじ)起こりて
熊本なる庶世の営み 今日も賑(にぎわ)う
有難うございます♡
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鶏鳴(けいめい) 暁闇(ぎょうあん)を割きて とび交い
連なる甍(いらか) 靄(もや)に霞(かす)みて未だ覚めず
鬱蒼(うっそう)たる樹木重なりて 密(ひそ)と静まり
黎明の天空黒々と 宇土櫓(やぐら)聳(そび)ゆ
払暁蘇峰は 刻々と山容を表し
紺青の冷気 外輪の稜線を画す
水前寺園庭 清冽なる 湧水を湛え
縮景富獄の麗容 泉面に写す
南北市中を分く白河に 朝霧這い
線路光て 市電の音遠きに響く
新聞の厚き束
薄明の家々 戸毎にと配る
蛇行なす坪井川の 橋上より眺むれば
遥けき 彼方 金峰頂上に旭光映(は)ゆ
駅帝列車の笛声 花岡山にこだまし
路上に行交う人の 吐く息白し
街の音 其処此処より 漸次(せんじ)起こりて
熊本なる庶世の営み 今日も賑(にぎわ)う
有難うございます♡
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2007年05月29日
* 空腹 * 山路 * 白河
* 空腹
高菜 さといも ふだん草
辛子(からし)蓮根 だんご汁
ひともじぐるぐる しいのふた
ぼんたん かるかん 銅銭糖(どうせんとう)
名物ならずとも みな旨し
空きっ腹には 不味(まず)きものなし
いひゅう もっこす 気取っていても
刻(とき)流るれば 腹も空く
* 山路
木苺(きいちご)つぶつぶ 茱萸(ぐみ)ざらざら
樸樹(むく)の実むらさき 木通(あけび)ゆらゆら
季節を追うて 山歩きき
鎌研(かまと)ぎ坂に 猿辷(さるすべ)り
栗いがいが 梨さくさく
空 青々 雲高く白
岩陰ひんやり 草花色濃し
花岡山から 金峰山(きんぽうざん)
喉潤(うる)ほす 岩清水
蝶ひらひら やんますいすい
柿つやつや 密柑あおあお
虻ぶんぶん 蛾ばたばた
下る山道 遠くに人声
染まりし空に 夕陽傾く
烏(からす) 足とぼとぼ
* 白河
川面に映す 橋の影
倦まず流れる 河の水
独り 岸辺に佇(たたず)みて
河に望みを 託すなり
河は流れて 幾歳月
ひとも流され 幾星霜
風に舞い散る たんぽぽの
種子も空(むな)しく 河の中
応援に感謝します。
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高菜 さといも ふだん草
辛子(からし)蓮根 だんご汁
ひともじぐるぐる しいのふた
ぼんたん かるかん 銅銭糖(どうせんとう)
名物ならずとも みな旨し
空きっ腹には 不味(まず)きものなし
いひゅう もっこす 気取っていても
刻(とき)流るれば 腹も空く
* 山路
木苺(きいちご)つぶつぶ 茱萸(ぐみ)ざらざら
樸樹(むく)の実むらさき 木通(あけび)ゆらゆら
季節を追うて 山歩きき
鎌研(かまと)ぎ坂に 猿辷(さるすべ)り
栗いがいが 梨さくさく
空 青々 雲高く白
岩陰ひんやり 草花色濃し
花岡山から 金峰山(きんぽうざん)
喉潤(うる)ほす 岩清水
蝶ひらひら やんますいすい
柿つやつや 密柑あおあお
虻ぶんぶん 蛾ばたばた
下る山道 遠くに人声
染まりし空に 夕陽傾く
烏(からす) 足とぼとぼ
* 白河
川面に映す 橋の影
倦まず流れる 河の水
独り 岸辺に佇(たたず)みて
河に望みを 託すなり
河は流れて 幾歳月
ひとも流され 幾星霜
風に舞い散る たんぽぽの
種子も空(むな)しく 河の中
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2007年05月28日
*ボシタ祭り *花崗山
* ボシタ祭り
甲冑(かっちゅう)眩しき 武者行列
数多(あまた)雑兵(ざっひょう)牽きいるは
眉庇(まびさし) 深き 総大将
法被(はっぴ) 白足袋 白鉢巻き
勢子も 神事の共として
上下(かみ・しも)通り 新市街
馬を責めつつ 勢子走る
だんだら染めの 鞍飾り
男の気取り 映し出す
馬に乗りたる 金勢(こんせ)さま
りんがは左右に 武威を張り
青空高き 天を指す
踊り狂いし 馬追いの
勢子も 飾りも 疲れ果て
帳(とばり)を下(お)ろす 秋祭り
* 花崗山
木の実は落ちて 枯葉の褥(しとね)
春に誘われ 小さな双葉
若葉はいつしか 若木と育ち
年が巡れば 枝々に花
四季に一度の 花飾り
風吹くまでの 春の宴
花弁はやがて 宙に舞い
樹々の根かたを 埋めつくす
見る人とてなき 花吹雪
花々だけの 花の上
ひとり小高き 花の丘
巡り来たりし 花の里
花舞い降りて しろじろと
道も背に散る 桜花
花語らずして 花の下
応援 有難うございます。
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甲冑(かっちゅう)眩しき 武者行列
数多(あまた)雑兵(ざっひょう)牽きいるは
眉庇(まびさし) 深き 総大将
法被(はっぴ) 白足袋 白鉢巻き
勢子も 神事の共として
上下(かみ・しも)通り 新市街
馬を責めつつ 勢子走る
だんだら染めの 鞍飾り
男の気取り 映し出す
馬に乗りたる 金勢(こんせ)さま
りんがは左右に 武威を張り
青空高き 天を指す
踊り狂いし 馬追いの
勢子も 飾りも 疲れ果て
帳(とばり)を下(お)ろす 秋祭り
* 花崗山
木の実は落ちて 枯葉の褥(しとね)
春に誘われ 小さな双葉
若葉はいつしか 若木と育ち
年が巡れば 枝々に花
四季に一度の 花飾り
風吹くまでの 春の宴
花弁はやがて 宙に舞い
樹々の根かたを 埋めつくす
見る人とてなき 花吹雪
花々だけの 花の上
ひとり小高き 花の丘
巡り来たりし 花の里
花舞い降りて しろじろと
道も背に散る 桜花
花語らずして 花の下
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2007年05月27日
* 三賢堂 * 水前寺
* 三賢堂
賢き 人は
世を 築く
その 心根
徳と 仰ぎ
誰に 伝う
山を 背に
緑 映えて
高き 辺り
御堂 聳(そび)え
何を 語る
* 水前寺
湧水絶えず 池に満ち
水辺に群れし 島の影
樹葉を映して 鯉沈み
玉砂利軋(きし)む 水前寺
遥かに遠き 阿蘇の峰
伏流水ぞ 血の恵み
流れ来 行きて 幾星霜
涌き出(い)ずればこそ 水前寺
思えば不二に 似たる山
山を囲みて 水流れ
眉目(みめ)良き相(さま)を 写すなり
水清くして 水前寺
ランキング上位になりました。皆様にご覧いただき有難うございます。
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賢き 人は
世を 築く
その 心根
徳と 仰ぎ
誰に 伝う
山を 背に
緑 映えて
高き 辺り
御堂 聳(そび)え
何を 語る
* 水前寺
湧水絶えず 池に満ち
水辺に群れし 島の影
樹葉を映して 鯉沈み
玉砂利軋(きし)む 水前寺
遥かに遠き 阿蘇の峰
伏流水ぞ 血の恵み
流れ来 行きて 幾星霜
涌き出(い)ずればこそ 水前寺
思えば不二に 似たる山
山を囲みて 水流れ
眉目(みめ)良き相(さま)を 写すなり
水清くして 水前寺
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2007年05月26日
* 地球と本荘とぼく
* 地球と本荘とぼく
夜空に懸かる 月の姿は丸い
もしも月の上に 立つことが出来て
振り返って見れば 地球もまた丸い
球形の海に浮かぶ 五大陸
月人は 何の形とみる
支那とソビエトの 東の端に
弓なりに反る 日本
龍の形に似ると云う
頭が北海道なら 足は四国
九州はさしずめ 尾の付け根
その真ん中に 熊本がある
熊本のはずれに 本荘町
地球が新聞ほどの大きさならば
その活字の ひと文字程が 「本荘」
本荘と云う 小さな町にも
多くの人々の 営みがある
邪心(じゃしん)妬心(としん) 喜怒哀楽が渦を巻く
家では今日も・・・・・・
僕は 苛まれるために居る
父母が居ぬもの 僕の故(せい)か
誰が好んで 厄介になどなろう
でもここしか今は 居場所が無い
抗する言葉も ぐっと呑み込む
この儘では きっと
僕は 人間嫌い になる
せめて 明日が有るのなら
今はただ 生き続けよう
信じ得る ひとびとも
きっと 何処かには存在し
優しい 人達にも
何時かは 囲まれよう
小さな町の 片隅から
丸くて大きな 月を眺める
地球も同じに 丸いのなら
円やかな心情(こころね)の ひとびとも
きっと大勢 居るに違いない
そのことにこそ 望みを託す
有難うございます。
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夜空に懸かる 月の姿は丸い
もしも月の上に 立つことが出来て
振り返って見れば 地球もまた丸い
球形の海に浮かぶ 五大陸
月人は 何の形とみる
支那とソビエトの 東の端に
弓なりに反る 日本
龍の形に似ると云う
頭が北海道なら 足は四国
九州はさしずめ 尾の付け根
その真ん中に 熊本がある
熊本のはずれに 本荘町
地球が新聞ほどの大きさならば
その活字の ひと文字程が 「本荘」
本荘と云う 小さな町にも
多くの人々の 営みがある
邪心(じゃしん)妬心(としん) 喜怒哀楽が渦を巻く
家では今日も・・・・・・
僕は 苛まれるために居る
父母が居ぬもの 僕の故(せい)か
誰が好んで 厄介になどなろう
でもここしか今は 居場所が無い
抗する言葉も ぐっと呑み込む
この儘では きっと
僕は 人間嫌い になる
せめて 明日が有るのなら
今はただ 生き続けよう
信じ得る ひとびとも
きっと 何処かには存在し
優しい 人達にも
何時かは 囲まれよう
小さな町の 片隅から
丸くて大きな 月を眺める
地球も同じに 丸いのなら
円やかな心情(こころね)の ひとびとも
きっと大勢 居るに違いない
そのことにこそ 望みを託す
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